BLOG

「ZEHの真実」新木造住宅技術研究協議会_札幌

新住協 代表理事 鎌田紀彦先生 基調講演

毎年行われる全国研修会がありました。この総会は、毎年新しい発見と勉強になる事が盛りだくさんです。その中で、鎌田先生が表現出来にくいことをハッキリ言っておりました。

ZEHについて、以下は鎌田先生資料から

「全消費エネルギーの内、家電・調理のエネルギーを除いて、ネットゼロを実現補助金で強引に普及させようとしている。太陽光発電と高効率設備機器を普及させることが目的。補助金がなくなり、電力高額買い取りがなくなっても普及するのか?・・・」

ZEH基準は難しくない。簡単に表現すると、省エネ基準住宅仕様に加えてサッシ・玄関戸の性能UPをすると簡単に出来ます。(断熱厚を変える必要が無い)

 

何を言いたいかと言いますと、「偽ZEH」ではなくReally ZEH(本当のネットゼロ住宅)を目指すことでした。

これから新築をお考えの方は、いろいろ勉強することがあると思いますが、補助金を活用して建てる場合には補助金の表の事情と裏の事情がありますので、よくよく話を聞いて調べることが大切です。(もちろん当社でもZEH出来ますのでご相談お受け致しますよ)

良い家(例えば燃費の良い家、耐久性のある家)は、補助金の促進が無くても最終的にはお得です。補助金以上のコストパフォーマンスを得る事ができます。

ZEH基準の家も「機械装置ZEH」(機械だらけで、機械の耐用年数が過ぎたら家電の様に装置を沢山取り替えなければいけない)の家、基準の法の隙間を通り抜けた「寒々ZEH」(寒ーい家)などではなくて、躯体性能を上げて熱損失の少ない本当のZEHの家が建つことを心から願います。

20160901-DSC08478

 

20160901-DSC08478

一覧