カトリック与那原教会(聖クララ教会)は1958年に完成しました。
設計は、片岡献様。
丘の上に建ち、建物とその風景が絵になります。
南方の建物は簡素に出来ているので、その仕上げや造り、デザインを素直に受け入れられなかったのですが、伊礼智さんと同行しながらその良さを教えて頂いております。
ステンドグラス、きれいですね。
設計者の片岡献さんは「名前を残さない建築家」だったか「名を残さなかった建築家」とパンフレットに書いていました。なぜか、「名前を残さない建築家」だったか「名を残さなかった建築家」という言葉が気になりました。
当時アメリカの建築会社の助言があったとのことですが、有名建築家、無名建築家にとらわられず、自己表現の建築ではなく、人の為、世の中の為になることを考えた無償の愛による仕事は素晴らしい結果を生むことであると確信しました。
アートとデザインの境界線がハッキリとわかる建物でした。
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