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白樺湖夏の家「夏に暖炉もいい」

1968年に白樺湖工学院大学の教授であった武藤章先生が設計した旧学寮を「白樺湖夏の家」として2017年春にリニューアルオープンしたところを見学させて頂きました。

武藤先生は、1961年にフィンランドに留学し、巨匠アルヴァ・アールト(1898-1976)のアトリエで直接学んだ唯一の日本人建築家であ ったというので、是非その造りをこの目で見てみたいと思って行ってきました。

アールトの自邸とアトリエを見たことがあったので、どの様なかたちに現れているのかとても興味があったのです。

印象的なのは、トップライトからの光の取り入れ方、木を上手なバランスで使用している内装、大きな暖炉はまるでフィンランドに居るように思えます。

 

 

綺麗な階段です。

 

この日は、工学院大学の建築学部同窓会の方々にまぜて頂きまして見学させて頂きました。

ここは、玄関ですが天井と壁、窓、入り口の取り合わせがきれいですね。

 

 

驚いたのは夏なのに、暖炉です。

夜は7月なのに暖炉は必要なくらい涼しくなります。

なぜか、夏なのに汗をかきながらあたる暖炉の火がとても心地がよかったです。

 

個人的な目で見て思ったのは、この建物は予算もあったであろうハードルのためか、デザインはフィンランドなのですが、温熱環境性能に関しては日本仕様になっていました。僕がフィンランドで見たアールトの自邸とアトリエは、温熱環境を強く意識した造りになっていました。(アールトの温熱環境を意識した設計に驚いたことを思い出します)

 

建築家であり、工学院大学建築学部建築学科教授の鈴木敏彦さんが話をすすめている様子です。

 

和室もきれいです。

 

キッチンです。少し暗い様に見えますが、いい感じです。

ゴールドのアルテックの照明もいいです。(当社事務所で使用しています)

 

旧学寮で使用した既成家具を一新して、インテリアの家具調度品には徹底してフィンランドのデザインを選定したようです。
家具と照明は、アルテックが1950~70年代に製作したアールト夫妻デザインのヴィンテージ家具で統一されていました。食器は、もちろんイッタラでした。

 

ラワンベニアの目透かしです。古くなっても綺麗です。

当社では、シナベニアを使用しています。

 

リビングの2層吹き抜けの空間から、キッチン、1階の和室、2階の廊下、2階の和室、暖炉、トイレ、シャワー室が立体的に繋がっていて、天井のトップライトから自然光が降り注ぎます。2階のソファーに座りながら1階を見下ろすと、傾斜したラワンベニアの天井が開口部を通し庇となって、外には白樺が広く見え、外に広がっていっくようになっています。

 

トップライトからの光がきれいです。

古いですが、面と面の繋がりがとても綺麗です。

今回かなり驚いたのは「夏に暖炉もいい」ということが衝撃的でした。

最高の贅沢のようです。

 

夏に使える暖炉をつくってみたい「ヨシのいえ」

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